祥仙の書道教室

千葉県松戸市で書道教室をしています。

審査は数秒

今日は師田久子先生の講義を受けてきました。針切から倣書、創作の勉強です。

 

針切は、針で書かれたような細く鋭い線が特徴的ですが、その古筆の香り(雰囲気)を半切作品へ仕立てるのは容易ではありませんでした。

 

時間内に書き上げて、最後に受講生全員の作品を壁に並べ、先生から講評をいただきます。

 

師田先生は名だたる展覧会の審査をさなっておられますが、作品は数秒、白(余白)の美しさが際立つものを選ばれると仰っておられました。

 

書いているときは、線やカタチに気を取られてしまいますが、余白の美を意識できるようになりたいと思います。(助手)