祥仙の書道教室

千葉県松戸市で書道教室をしています。

古今和歌集348番 

ちはやぶる  神や切りけむ  つくからに  千歳の坂も  越えぬべらなり

 

歌意 この杖は神様が切り出したものでしょうか、ついて歩けばたちまち千歳の坂さえ越えられるに違いありません

 

また短冊に書きました。

もうすぐ七夕です、そのせいか…この時期になると短冊に書いてみたくなります。

昔は外に灯りも無かったから、天の川も見れたでしょうか?
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百人一首80番

長からむ心も知らず黒髪の乱れて今朝はものをこそ思へ  待賢門院堀河

 

歌意 末長く変わらないという、あなたの心も測り難く…お逢いして別れた今朝は、黒髪が乱れる様に心も乱れて、あれこれと物思いする事です。

 

作者 十二世紀前半、院政期歌壇の代表的な女流歌人崇徳天皇後白河天皇の母である待賢門院に仕えた。待賢門院が出家した際には、一緒に出家した人物。

 

短冊に詠みやすく書きました。

漢字は少し大きめに書く方が、良いと思います。


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「不二」写真版最優秀

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日本書道教育学会 不二 7月号

小学二年生の生徒の硬筆が優秀作品に選ばれました。

 

【講評】ひらがなと漢字の大きさのバランスがとてもきれいで、可愛らしさが見えてよい字ですね。「道」もどうどうと書けました。