祥仙の書道教室

千葉県松戸市で書道教室をしています。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

古今和歌集348番 

ちはやぶる 神や切りけむ つくからに 千歳の坂も 越えぬべらなり 歌意 この杖は神様が切り出したものでしょうか、ついて歩けばたちまち千歳の坂さえ越えられるに違いありません また短冊に書きました。 もうすぐ七夕です、そのせいか…この時期になると短冊に…

百人一首80番

長からむ心も知らず黒髪の乱れて今朝はものをこそ思へ 待賢門院堀河 歌意 末長く変わらないという、あなたの心も測り難く…お逢いして別れた今朝は、黒髪が乱れる様に心も乱れて、あれこれと物思いする事です。 作者 十二世紀前半、院政期歌壇の代表的な女流…

「不二」写真版最優秀

日本書道教育学会 不二 7月号 小学二年生の生徒の硬筆が優秀作品に選ばれました。 【講評】ひらがなと漢字の大きさのバランスがとてもきれいで、可愛らしさが見えてよい字ですね。「道」もどうどうと書けました。

審査は数秒

今日は師田久子先生の講義を受けてきました。針切から倣書、創作の勉強です。 針切は、針で書かれたような細く鋭い線が特徴的ですが、その古筆の香り(雰囲気)を半切作品へ仕立てるのは容易ではありませんでした。 時間内に書き上げて、最後に受講生全員の…

卒業作品展示

日本書道美術館の特設講座「書道大学」の専攻科仮名科の卒業作品(助手)が展示されました。 二年間には著名な先生方に教われる貴重な学びの場と思います。